独立する前にすべき準備と心構え

エンジニアが独立する前に行っておくべき準備の1つは、人脈を広げることです。
勉強会やセミナーに参加したり、ビジネス関係者が集まるイベントに参加するなら、そこで知り合った人たちから、仕事を紹介してもらえるかもしれません。

また、会社を辞めると、確定申告を自分で行う必要があるので、簿記や会計の知識が必要になります。
そのような知識がないなら、どの確定申告用のソフトを使うか検討しておきましょう。
弥生会計やfreee、マネーフォワードなどの会計ソフトがあります。

自社のWebサイトや名刺も作っておく必要があります。
納品書や請求書、受領書なども準備します。
事務所を借りる必要があるなら、社会的に信用のある、正社員として働いている間に契約しておくと安心です。
自宅を仕事場として使用するなら、作業がしやすいような環境を整えておきましょう。
デスクや椅子、パソコンなどは、仕事を効率的にできるようなものを選びます。

独立した後、自分が期待していたほど、仕事が来ないこともあります。
そのことを考えて、半年ほどの生活費も準備しておく必要があります。

独立後は、働く時間帯も自分で決められるので、時間にルーズになりしがちです。
納期を守りクライアントからの信頼を得るためにもタイムマネジメントをしっかりするようにしましょう。
一方で案件を引き受け過ぎて、休息の時間が取れないということも起きやすいです。
自分のスキルや能力、状況に合った案件を選ぶようにしましょう。
無理だと思った依頼は断ることも必要です。